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軟骨ピアス

軟骨ピアスは痛い?!

大昔はピアスはファッションではなく、魔よけの一種でした。耳や鼻、口などの穴から、悪いものが入ってくると考えられ、入ってきた体の中の邪悪なものを取り除いたり、魔物を遠ざける、という考え方から装着されてきたようです。また古代ヨーロッパでは、ピアスは高貴な身分を証明するもので、貴族しかつけることがっできなかったそうです。

現在日本では、ピアスは完全にファッションの一部になっています。耳元でキラリと光るピアスはかっこよく、ピアスをつけているとオシャレっぷりもぐぐっと上がります。最近では、耳たぶだけでなく耳の軟骨の部分にもピアスをつけている人がいます。軟骨のピアスは、耳たぶのピアスよりも、こだわりのあるワンランク上のおしゃれに見えます。しかし、耳たぶに開けるのだって相当痛くて大変なのに、硬い軟骨部分にピアスを開けると一体どうなってしまうのでしょうか。

ピアスは自分の体に傷をつけることです。カッコイイし、みんなやっているものだけれど、実は危険と隣り合わせでもあります。ピアスを開ける前に、アフターケアの方法や、どういう危険性があるのかを知っておくことはとても大切です。

これから軟骨ピアスに挑戦しようと考えている人たちが知っておくべきことです。ぜひお役立てください。


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軟骨ピアスの位置

耳の軟骨部分にピアスを開けると言っても、その部位は細かく分けられて、それぞれに名前がつけられています。ピアスを開ける部位にも好みやこだわりがあり、また部位によってイメージも変わってきます。

まず、軟骨ピアスの中で最もポピュラーなのが「ヘリックス」です。耳の縁部分にあたる軟骨で、ここにリングやストーンのピアスをつけるとチャームポイントとなり、とても可愛いです。ヘリックスはピアスがオシャレに見える場所で、芸能人やアイドルでもここにつけている人が多いです。次に「トラガス」。耳の穴の上にかぶさっている三角の出っ張ったところで、ここに小さくキラリと光るピアスをつけると、今にもこぼれ落ちてしまいそうでとても可愛いく、女性に人気のようです。そして「アンチトラガス」はトラガスの反対側にある内側の縁の小さな所です。この辺りの部位が一般的に人気のようです。

また、ヘリックスに2つホールを作り、1本のバーベルで貫く「インダストリアル」というものがあります。これは凄い迫力で、オシャレを通り越して少し怖く、いかにも只者じゃない印象を受けます。

その他「コンク」といって、耳の穴のすぐ隣の厚い軟骨を貫き、大きなリングをつけたり、耳の内側の軟骨に開ける「ダイス」「ロック」などがあります。一言で軟骨ピアスと言っても、その部位の詳細は異なります。自分の開けたい場所を明確にイメージしておくことが大切です。


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軟骨ピアスを病院で開ける

通常の耳たぶに開けるピアスと違い、おへそや軟骨などに開けるボディピアスは医療行為となります。よって必ず病院で開けなければいけないことになっています(ピアスショップで開けるのは実は違法行為となります)。

自分自身でピアスを開けたり、友人に頼んだりする人もいますが、麻酔を使わずにピアッシングするときの痛みは物凄いそうです。そして衛生管理の知識を十分に持たないままピアスを開けることは大変危険で、金属アレルギーを起こしたり、ひどいカブレや炎症を起こすこともあります。

一度金属アレルギーになってしまうと、一生治らないと言われています。私自身ピアスを自分で開けた際に金属アレルギーになり、ピアスを始めとするほとんどのアクセサリーが身につけられません。しかも口内の銀歯もアレルギー反応を起こしていて、今後少しずつセラミックに変えていくことになっていますが、総費用は40万円以上の予定です・・。あの時病院で開けていたら、と今とても後悔しています。

またピアッサーの使いまわしや不衛生などで、感染症の危険も時にはあるようです。そして軟骨は非常に厚く、無理やり突き刺す際にヒビが入ってしまうこともあります。時には傷口から肉芽(タコのようなもの)が出てきてしまい、切開手術をすることがあります。このように素人がピアスを自分で開けるのは大変危険です。もちろんうまくいってピアスホールを完成させる人もいるようですが、絶対に病院で開けることをオススメします。

専門の病院で開けてもらえば、これらのトラブルを防ぐことができるし、アフターケアの方法などの確かな情報と、専門の薬ももらえます。病院や、軟骨の部位によって料金は異なりますが、だいたい1つのホール10,000〜1,5000円くらいで開けられるようです。ボディピアスに限らず、ピアスをする際は必ず専門家に開けてもらいましょう。


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軟骨ピアスのトラブル

軟骨ピアスを自分で開けた人たちが皆言うのは、「とても痛かった」、「ブスっと軟骨を貫く音がした」、「何ヶ月か痛みや熱っぽさが続いた」などかなりの痛みを伴うようです。更には「頭痛がしてきて気分が悪くなった」という類のものもあり、軟骨のピアスは相当な覚悟が必要なようだと思い知らされます。誰でも気軽にピアスを楽しめる今ですが、自分の体に穴を開けて異物を入れる、ということは良く考えればとても怖いことです。

また、人によってはそれほど痛みを感じなかったり、2回目は初めと比べてそんなに痛くなかったなど、体質や開ける軟骨の部位により、痛みの度合いも変わってくるようです。そういえば学生の頃、休み時間に教室で、安全ピンを使い軟骨にピアスを開けている子がいました。全く痛がっている様子が無く、日に日にピアスの数が増えていっていたのが思い出されます。今思えば、何て危険な子だったんだろうと怖くなります。ピアスを自分で開けるのは絶対にNGです。

病院であればピアッシング時に局部麻酔をしてくれるので、そのときは無痛のようですが、麻酔が切れてきたあと、その日の夜なんかに痛みが襲ってくるようです。傷口が治ろうとして細胞の活動が活発になるので、ピアスホール部分の熱や痛みを持ったり、しびれや腫れることもあり、しばらく日常生活にも支障がある人もいるようです。この違和感は3ヶ月くらい続き、ピアスホールが完全に完成するまでには1年くらいを見積もったほうが良いでしょう。


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軟骨ピアスと消毒

ピアスを開けるということは、体に傷をつけるということです。人間は自己治癒能力を持っているので、傷ついた箇所を修復します。この修復作業が終わるときにピアスホールも完成します。しかし、間違ったケアをしてしまうと、ホールを傷つけて化膿させてしまったり、完成が遅れたり、アレルギーを起こしたりしていまいます。せっかく痛い思いをして開けた軟骨のピアスを、トラブルのために閉じてしまうのはもったいないです。

キレイなピアスホールを完成させるには、アフターケアが何よりも大切です。ピアスを開けること自体よりも、ホールが完成するまでの間が一番大変です。基本的に軟骨ピアスのケアは、耳たぶのピアスと同じですが、耳たぶのピアスホールと比べ、完成しにくいようです。

まず、「消毒は大事」ということですが、過敏になって消毒しすぎると返って傷口の治りを遅くします。マキロンなどの市販の消毒液の殺菌力は強く、あまり消毒しすぎると、細菌はもとより傷口を治そうとがんばっている自分の細胞まで殺してしまうそうです。私は耳たぶに開けたのですが、「消毒が何よりも大事」という情報を鵜呑みにして、1日3回くらいマキロンで消毒していましたが、今思えばやりすぎだったと反省しています。結果、化膿やかゆみは止まらず、しかもアレルギーになり、泣く泣くホールを閉じることになりました。

消毒しすぎてはいけないと言っても、傷口は絶対に清潔にしておかなければいけないので、処方された刺激の少ない専用ジェルを使う、または薬用石けんの泡で優しく洗うことが大切です。そして、ピアスホールには必要以上に触ってはいいけません。併せて抗生物質を服用したり、塗ったりすることも必要です。

また、お風呂で髪を洗うときや、寝るときに引っかけてしまうことが多いようです。かなりの痛みを伴い、出血することもあります。ピアスを何かに引っ掛けて血みどろになっている人を街で見たことがありますが、ピアスをつけている間は「耳に危険物をつけている」という意識を常に持っていなければいけません。


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軟骨ピアスとボディピアス

耳たぶ以外に開けるピアスを総称して「ボディピアス」と呼びます。軟骨ピアスもボディピアスの1つです。ポピュラーなボディピアスとしては、へそピアス、鼻ピアス、唇ピアス、舌ピアスなどがあります。

また凄いところでは眉や目の下、首(うなじ)、歯茎、腰、胸、頬、指、腕、はたまた性器にまでピアスをする人がいるそうです。ここまでくると、軟骨ピアスは可愛らしいものだと思わざるを得ません。世の中にはボディピアスマニアという人たちがいて、体中にピアスをしている人たちがいるようです。

ボディピアスで体を変えていくことを「人体改造」というらしく、世界中に結構いるようです。勇気のある人は見てみてください。全くどういう気持ちでこんなことするんだろう、と感じます。そういえば芥川賞をとった「蛇にピアス」は、この人体改造をする人たちの心理について描写されているそうです。

日本で一般的におしゃれと思われるボディピアスは、耳の軟骨、へそ、唇くらいでしょうか。俳優の伊勢谷友介さんが唇の下にピアスをしていますが、とてもワイルドでかっこいいです。普通の会社勤めをしている人は難しいかもしれませんが、こういった俳優さんやモデルさんはワイルドっぷりが上がってとても良いと思います。

ともあれ、痛みや色々な不便を乗り越えた暁には、ピアスホールが完成します。軟骨ピアスができるようになったら、おしゃれの幅もまた大きく広がります。自分やピアスホールを大切にして、カッコイイピアスライフを送ってください。


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